私は、時間を無駄にしました。
過緊張・強ストレスのまま走り続け、ある時、体がいうことを聞かなくなります。振り返れば、そのずっと前から体はサインを出していました。それでも私は、「まだ動けるから大丈夫」と見ないふりをしていたのです。この経験が、現在私が過緊張・強ストレスを専門にしている原点です。
独立したかった、20代の私
もともと独立志向の強い性格でした。親の勧めで大学卒業後いったん企業に就職しましたが、いつかは自分の力で仕事をしたいという思いがありました。会社員をしながら専門学校に通い、アルバイトもしていました。独立に向けて海外にも頻繁に行っていました。忙しいことより止まる方が苦手でした。
今思えば、この頃から私は、体が出しているサインよりも、目標や好奇心を優先するタイプだったのだと思います。長女として責任感が強く、真面目な性格も相まって、我慢することにも慣れていた。止まることに罪悪感さえ感じ目標達成まで頑張る、とひたすら突き進んでいったのです。

ある日、プツンと急に来た
忙しいながらも充実していたある日、電車の中で突然、息ができなくなりました。パニック発作の始まりでした。同時にお腹に真っ赤な発疹が出て何をしても治らなくなりました。いくつもの病院で検査をしましたが異常は見つからず、原因はわからないままむしろ広がっていきました。
今でも病院で検査を受けることは大切だと考えています。しかし、目標があって進んでいた私は本当に焦り、ジレンマを抱えていました。目標や計画がすぐ目の前にあるのに、体がいうことを聞かないのです。頭の中には、やりたいことも、アイデアも次々と浮かんでくる。早く動きたいのに、体だけが言うことを聞かない。心と体がバラバラになったようでした。私は一度自分の目標から離れ、自分の体を立て直すことに集中しました。3年もの間格闘し、たくさんのチャンスが目の前を通り過ぎていきました。
時間を失って、気づいたこと
そして、たどり着いたことがありました。過緊張・強ストレスの状態が当たり前になり過ぎてしまって、これまでに小さなサインが出続けていたのに、それをずっと無視してきたこと。そしていったんその状態になると、自分ではなかなか元に戻れなくなってしまっていたこと。頑張れる人ほど、気持ちに体がついていかないことがある。特に真面目、責任感が強い、向上心の強い人。こういう人はプレッシャーに強かったり、弱音を吐くのが苦手。そしてある時いきなり大きく崩れる。その不調の出方は人によって様々で、なかなか共感を得られないことも多い。本来はその前に意図的な働きかけが必要だったのです。
サロンの始まり
自分が大きく崩れたとき、日本国内はもちろん、欧州、オーストラリア、タイ、インドネシアなど各地の療法やセラピー、リトリートを巡って学び、自分を立て直しました。その体験をいろいろな場所で話すうちに、同じ悩みを抱える人がとても多いことを知り、集まってきた方に施術を始めたのが、このサロンの始まりです。
その後、さらに深めるために、解剖学を土台にディープティシューや筋膜リリースなどのリメディアルセラピーを学び、自分の体験と実践を一つの体系にまとめてきました。2016年に1台目、2021年に2台目のインディバを導入。そして2025年、責任が重く、ハードワークな人が特に集まる浜松町へサロンを移し、過緊張・強ストレスの方を専門に迎えるサロンとして、新たに歩み始めました。
当時よりもさらに、過緊張や強ストレスは、個人の不調にとどまらず、社会全体の課題になりつつあると感じています。
だから過緊張・強ストレスを専門にしています
私は、仕事をやめて静かに暮らすことを勧めたいわけではありません。私自身まだ目標がある・仕事が好き・やりたいことがたくさんある。そんな人が、体を理由に長く立ち止まらなくて済むようにしたい。時間を無駄にしたくない人のために、必要な場所を作りたい。私自身が一度止まり、時間を失ったからこそ、今はそう考えています。
過緊張・強ストレスを抱えながら走り続ける人のために。
これまで学び、実践してきたことを、現在のサロンに集約しています。
岡本真由美

資格
オーストラリア政府認定セラピスト Certificate IV
インディバスーパーバイザー
日本抗加齢医学会 会員
毛髪診断士
専門トレーニング
リメディアルセラピー / 筋膜リリース / ディープティシューテクニック / スウェディッシュマッサージなど
発信
施術の現場で感じたこと、過緊張・強ストレス以外にも、サロンオーナーの日常を書く個人ブログです。
note|岡本真由美のブログ
施術と著作権について
当サロンの施術は、25歳で原因不明の不調を経験してから四半世紀以上、自らの体で積み上げてきた経験と学びをもとに、岡本真由美が独自に組み立てたものです。当サイトの文章および当サロンが撮影した写真の著作権は、岡本真由美に帰属します。クレジットを記載した画像は、それぞれの権利者に帰属します。無断での転載・複製・改変は固くお断りいたします。引用される場合は、出典として本記事のURLを明記してください。