
過緊張・強ストレスとは
ストレスを受けると、私たちの体に起こること
ストレスを受けると、私たちの体は心拍が速くなったり、筋肉に力が入ったりするなど、緊張状態に切り替わります。本来はストレス要因が去れば、体も休息する状態へ戻っていきます。しかし、強いストレスや緊張が長く続くと、仕事が終わっても頭が切り替わらない、休んでいても体の力が抜けない、といった状態が続くことがあります。ここでは、このように心身が緊張状態から十分に離れにくく、強いストレス負荷が続いている状態を「過緊張・強ストレス状態」と表現しています。
過緊張・強ストレスの現れかた
過緊張・強ストレスの現れかたは、人によってさまざまです。首肩こりや目まわりの疲労感、食いしばりに伴う頭痛を感じる、眠りや呼吸の浅さ、冷えや巡りの悪さを感じるなど、必ずしも「もう働けない」という大きな不調から始まるわけではありません。「仕事のパフォーマンスが下がる」「集中力の低下」「同じことをずっと考えて思考が切り替わらない」といった形の脳疲労を感じることもあります。そして厄介なのは、本人がまだ仕事を続けられてしまうことです。何かに向かって頑張っているときほど、人は自分の緊張に気づきにくいものです。厚生労働省の「こころの耳」でも、ストレスが大きく長く続くと、体の適応の限界を超えて心身の不調につながると説明されています。出典:こころの耳 https://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/
なぜ過緊張は起こるのか
一日中、仕事が頭から離れない
現代では、メールやチャット、オンライン環境によって、勤務時間が終わっても仕事との接点が途切れにくくなっています。物理的には仕事から離れていても、心理的には仕事から離れられない。常に何かに追われているような感覚を抱えたまま過ごしている方は少なくありません。
特に当サロンが注目しているのが、自分で判断し続け、結果に責任を持つ働き方です。経営者、自営業者、フリーランスなどは、勤務時間が終われば仕事も終わるとは限りません。リモートワークも、仕事と生活の境界が曖昧になりやすい働き方の一つです。パソコンを閉じても、次の判断、売上、スタッフ、顧客、締切、翌日の予定について考えている。つまり、「仕事をしていない時間にも、頭の中では仕事が続いている」状態です。長時間働いていることだけが問題なのではありません。体を止めても、頭と緊張が止まっていない。この状態が続くことが、過緊張を長引かせる背景のひとつになります。
過緊張になりやすい人
過緊張になりやすい性格や職業
- 責任感が強い
- 向上心が強く、目標を達成するとすぐ次を考える
- 負けず嫌い
- 空いた時間にも何かを進めたくなる
- せっかちで、常に複数のことを考えている
- 決断・決定・判断することが多い
- 人に任せるより、自分で決めた方が早いと思う
- 仕事が終わっても、翌日のことを考えている
こうした特徴は、日々多くの意思決定を行い、その結果を自分で引き受ける経営者・自営業者・フリーランスなどの働き方とも重なります。「疲れているから休みたい」と思いながら、休んでいる時間さえ次のことを考えてしまう。その状態そのものが、過緊張・強ストレス状態のサインかもしれません。
普通の疲れと、過緊張の違い
私たちの体は本来、仕事や集中するときには「オン」に、休むときには「オフ」に、自然と切り替わるようにできています。仕事や運動の疲れや一時的な緊張があっても、十分な休息や睡眠をとれば、体はオフに戻り、回復へ向かいます。ところが、強いストレスの中でオンの状態が長く続くと、休む時間を確保していても、オフへうまく切り替えられなくなることがあります。これが過緊張です。
- 寝ても疲れが取れない
- ベッドに入っても仕事のことが頭から離れない
- 夜中に目が覚めやすい、眠りが浅いと感じている
- 常に身体に力が入っている
- 集中力が続かない、イライラなどの脳疲労が抜けない
過緊張で問題なのは、休む時間が足りないことではありません。オンのまま走り続けるうちに、オフに戻る切り替えそのものが働きにくくなっていることです。だからこそ、ただ休みを増やすだけでは、なかなか抜け出せないのです。

過緊張が長く続くと
「まだ働ける」は、大丈夫のサインとは限りません
過緊張・強ストレス状態になったからといって、すぐに仕事ができなくなるわけではありません。むしろ、首肩こり、目の疲れ、脳疲労、眠りの浅さ、食いしばり、冷えなどを抱えながらも、仕事そのものは続けられる人が少なくありません。だからこそ、後回しにしやすくなります。しかし、過緊張・強ストレス状態が長く続き、十分に回復できない状態を繰り返していれば、心身への負担は蓄積していきます。「まだ働けるから大丈夫」ではなく、働けている段階で自分の緊張に気づくこと。
私自身、過緊張・強ストレス状態を積み重ねた結果、仕事や目標から一度離れざるを得なくなった経験があります。その期間に失った時間を、今でも悔いています。失った時間を取り戻すことはできません。
特に、決断を重ね、責任を引き受け、簡単には仕事を止められない立場にある方にとって、コンディショニングは「完全に調子を崩してから行うもの」ではありません。時間を大切にする人にこそ、身体のメンテナンスも仕事と同じように、後回しにしないでほしいと考えています。
過緊張から抜け出すには
過緊張の状態に慣れてしまっている
過緊張が続いている人は、「休もう」と思っても、簡単には緊張を手放せないことがあります。仕事から離れても、常に頭の中では考え続けてしまう。横になっても常に身体に力が入っている。こうした状態では、ただ休む時間を増やすだけではなく、緊張状態から休息状態へ切り替えるための、意図的な働きかけが必要になることがあります。自分では止められなくなった「過緊張・強ストレス状態」に、外側からきっかけをつくる。当サロンでは、その「切り替え」を施術によってサポートします。
当サロンの過緊張・強ストレスへのアプローチ
当サロンでは、解剖学をベースに、ディープティシューや筋膜リリースなどリメディアルセラピーを軸とした複数の手技と、インディバによる深部温熱を組み合わせて施術します。オイルマッサージやインディバを一定時間当てる温めや癒しなどのリラクゼーションではありません。その日の状態を確認しながら、過緊張や強ストレス状態によって起こる様々な不快感にアプローチします。
- 長時間のデスクワークで感じる首肩のこりや疲労感
- 肩が前へ巻き込みやすい、いわゆる巻き肩
- 首・デコルテ周りの詰まり、呼吸の浅さ
- 食いしばりに伴う顎周りの緊張や、目疲れ、頭痛
- 集中力の低下、ぼんやりするなどの脳疲労
- 冷えや巡りの悪さを感じる状態
これらの状態に対し、過度に緊張している筋肉や動きにくくなっている部位を見ながら、必要な箇所に対し、手技とインディバによる深部温熱を組み合わせ、その日のクライアントに必要な施術を組み立てます。
メニューは一つ。施術内容はクライアントごとに変わります
当サロンのメニューは一つです。過緊張・強ストレスに特化した、一人ひとりの状態に合わせる専門施術です。
※当サロンは医療機関ではありません。症状が強い場合や、病気・けがが疑われる場合は、医師の診断・治療を最優先してください。当サロンの施術は、医療行為・診断・治療に代わるものではありません。来店後でも、施術不可もしくは中断の判断をすることがあります。ご了承ください。
施術と著作権について
当サロンの施術は、25歳で原因不明の不調を経験してから四半世紀以上、自らの体で積み上げてきた経験と学びをもとに、岡本真由美が独自に組み立てたものです。当サイトの文章および当サロンが撮影した写真の著作権は、岡本真由美に帰属します。クレジットを記載した画像は、それぞれの権利者に帰属します。無断での転載・複製・改変は固くお断りいたします。引用される場合は、出典として本記事のURLを明記してください。