浜松町の過緊張・強ストレス専門サロンの岡本真由美です。
「その場で決めてください」と言われたことはありますか?サロンが回数券をやめた理由

説明を聞いたその日に「今日決めてください」と迫られた経験はありますか。私自身が最近そんな場面に出会い、改めて自分のサロンの販売方法を見直しました。プライベートサロンの回数券やコースについて。当サロンが回数券やコース契約をやめた理由をお話しします。
「持ち帰って考える」は、無し。
「説明を聞いた今日、すぐに決めてください」「一度持って帰って考えるというのは、無しです」
このように言われてその場でサインせざるを得なかった、ということはありますか?私はまさに先日、これを経験しました。ある学びへの誘い。なかなかの金額でした。もともと、とても興味のあった分野の学び。いわゆる自己啓発系スクール、というものになると思います。偶然にも先に学んでいた人からの紹介を受け、話を聞きに行きました。この時点では「話を聞くだけ」という認識。学びが大好きな私は何日も前から楽しみにしていて、張り切って出かけました。ところが。
どんどん断りづらくなってくる
説明を聞いた後、近所のカフェに移動してざっくばらんなお茶会にも参加。あくまで自主的に参加しましたし、強引な勧誘を受けたわけでもない。会の主催者も参加者もみんな好意的な人ばかり。しかし、帰り際に入会についての説明が始まります。いわゆる「クロージング」というやつです。これが、後から思い返すととても自然で、ある種の巧妙さもあり、理由をつけて「今日しか入れないんですよ」「いったん持ち帰って考える、というのは出来ないんです」と言われたのです。自分の長い人生経験が、警戒の黄色信号を灯します。こういうのは乗らないに限る。しかし紹介者の立場のことも考えなければいけません。参ったな・・・。結果的には入会しなかったのですが、お断りのメールを送るのは楽しくない作業です。消耗してしまいました。
考える時間を奪う、販売方法
私の、この経験から得た学びは「考える時間を奪う販売方法は、私はやらない」ということでした。そして自分のビジネスのやり方について深く考察するきっかけになりました。
サロンで一般的な回数券やコースという販売方法。これは、お客様側からすれば1回あたりが割安になり、モチベーションを保ちやすくなるというメリットがあります。店側からすると、一度にまとまった売上になり、来店の確約をもらったことになるので経営的にも安定しやすくなるということで、積極的に回数券やコースを組んでいただくように指導しているコンサルタントも多いようです。私もそのような一般的な方法にならい、かつてそういう販売方法を取り入れていたこともありました。しかし、以前から回数券、コースについて色々と思うところがあったところへ来てこの経験。やはりやめよう、と思いました。
価値を感じて、購入して欲しい
そのスクールの内容はとても魅力的なものでした。資料を持ち帰って検討しても、入会した可能性はとても高かったです。だからこそ、なぜ一度持ち帰らせないのか?すぐに決めないといけない理由が何かあるのでは?私はこのことが逆に引っ掛かり、結果的に入会を取りやめました。
過緊張・強ストレスに悩み、改善したい、改善する必要がある、と強く感じている人は、「今日決めてください」と言わなくても来店されます。開業して間もない頃からずっと通ってくださっている方もいます。その方々は、回数券という制度が存在していた頃から変わらずずっと毎回都度払いで予約してくださっていました。
私は今後も、販売方法のテクニックではなく、技術、知識、体験の価値を感じていただけるように続けていこう、と改めて感じたのでした。