浜松町の過緊張・強ストレス専門サロンの岡本真由美です。
意外と知らない「紫外線疲労」とストレスの関係

お盆を過ぎても、長い長い残暑が続いていますね。最近は9月でも真夏と変わりませんよね(汗)。だんだん四季がなくなって夏と冬だけになっているような気もします。夏が長いことによる私たちの心と体への影響について。今回は特に「紫外線疲労」について、サロンでの考察と私自身のことについて、実際に感じたこと、調べたことをシェアしたいと思います。
紫外線疲労とは
紫外線と聞くと、真っ先に思い浮かぶのはシミや日焼けではないでしょうか。でも紫外線の影響は、肌だけではありません。紫外線を浴びることで体の奥から疲れてしまうということがあります。これが「紫外線疲労」と呼ばれるものです。
特に見落とされがちなのは、目から入る紫外線が紫外線疲労を引き起こすということです。漢方のツムラのコラムでは、目に紫外線が入るとその刺激が脳へ伝わる→活性酸素が大量に発生→脳の神経細胞が酸化ストレスを受け、自律神経が乱れ→全身の疲労感につながると紹介されています。さらに脳は、身を守ろうとして体にメラニン色素を増やすよう働きかけるため、目から入った紫外線は肌の日焼けの原因にもなるそうです。せっかく日焼け止めを塗って日傘をさしても、目から紫外線が入ると勝手に体の中からシミが増えるなんて、嫌ですよね。紫外線は体にとってかなりのストレスなんですよね。
サロンで感じること
夏の終わりから秋の初めにかけて、当サロンでは毎年紫外線によるシミやシワ、日焼けなどのお肌の悩みのほかに「なんか分からないけど、なんかだるい・・」「偏頭痛がひどい」「休んでも疲れが抜けない」「眠りが浅い」という方がやたら増えます。お話を伺うと、夏の間、仕事で外回りやゴルフやレジャー、子どもの送り迎えなどなど、長い時間日差しの下にいた方がとても多い。
紫外線が自律神経に与え続けたストレスのほかに、猛暑と冷房効きすぎのオフィスや室内との温度差が重なって、夏は自律神経は一日中アクセルを踏みっぱなし。過酷な季節です。もともと力が抜けにくい過緊張の方ほど、夏の間にたまった緊張をそのまま秋に持ち越してしまうのかもしれません。むしろ7、8月よりも9月に入ってからの方が「なんかしんどい」という方が増えるように感じています。
紫外線=お肌に悪い、という概念はもうとっくに定着して、日に焼けないように対策している方が多いのですが、自律神経にストレスを与えて体の中から疲れるというのは意外と知らない方がまだ多いと感じています。
私自身のこと
実は私は、紫外線疲労には以前からとても敏感です。20代で自律神経失調症になった時、赤い発疹がお腹に出始めて数年苦しんだことがあります。断続的に出たり消えたり、大きく膨らんでいる時もあれば小さく済んだ時もあり、病院で検査しても何も異常が出ませんでした。ですが、ある時期からなんとなくタイミングとかきっかけみたいなのがつかめてきたんですよね。その中のいわゆるトリガーの一つが、紫外線だったんです。夏に紫外線を浴びた夜、「疲れたな」と思いながらお風呂に入るときに服を脱ぐと真っ赤な発疹が広がっている、ということがしょっちゅうありました。「あ〜最近はおさまってたと思ったのに」とガッカリするわけですが、そのうち「これは紫外線と関係ありそう」と気づきました。気づくのに時間がかかったわけは、お腹は直接紫外線を浴びていないからです。顔や頭皮、手足の方がずっと紫外線を浴びているはずなのにそこには出ず、お腹に出ることが最初は解せなかったのですが、目から入る紫外線が自律神経にストレスを与えていたということを知って合点がいきました。
以来ずっと付き合ってきた、私の体の分かりやすいサインなんです。自分でうまく過緊張・強ストレスと付き合えるようになってからは発疹はほとんど出なくなりましたが、それでもつい調子に乗って強い紫外線のもと長時間活動し続けるとやはりプツッと怪しいサインが出ます。そこですぐ調整するので以前のような広がりには至っていませんが、毎回紫外線疲労と自律神経へのストレスの関係を自分の体で体現しているような気分になっています。以前はこの発疹が嫌でたまりませんでしたが、今はこうしたサインがあるのは分かりやすくてある意味ありがたいことだと思っています。サインが出ない方は、疲れに気づかないまま走り続けてしまうからです。
紫外線疲労を防ぐために
まずは、目を守ることです。日本人にはあまり馴染みがないように感じますが、最近はやっぱりサングラスをした方が良いと思います。肌には日焼け止めを塗れても、目に日焼け止めは塗れませんしね。最近は色が薄いUVカットのサングラスもあるので、それに帽子、日傘を併用すると安心ですね。外出はできるだけ午前中か夕方以降に・・・でもこれは実際には実行は難しいですけどね。
そして、夏の間にたまった緊張は、秋に持ち越さない。自律神経には、体を活発にする交感神経というアクセルと、体を休ませる副交感神経というブレーキがありますが、このブレーキは年齢とともに効きにくくなると言われています。暑さと紫外線でアクセルを踏み続けた夏の終わりこそ、意識してブレーキをかける時間が必要です。
あとは手前味噌ですが、当サロンでは過緊張・強ストレスで自律神経失調症になった経験のあるセラピストが、緊張がたまりやすいポイントも押さえながら施術しています。
夏の終わり、「なんかだるい」「調子が悪い」と感じたら、それは体がブレーキを求めているサインかもしれません。長い夏の終わりに、一度ゆっくり力を抜く時間を作ってみてください。
参考:ツムラ「漢方ビュー通信 意外と知られていない紫外線の影響=紫外線疲労ってなに?」